今月の言葉 人生は無数の小さな旅の集合体である 立花 隆 No.73

《知の巨人・立花隆氏》は.「田中角栄研究~その金脈と人脈」で田中首相退陣のきっかけをつくりその後、古代文明、脳科学、人工知能、音楽、美術、宇宙、ガンなど知的世界をむさぼり尽くした。
本年(2021年)4月30日80歳にて旅立たれた。立花隆氏の《人生は旅》の言葉を紹介します。
・人間の肉体はその人が過去に食べたもので構成され、
・人間の知性はその人の脳が過去に食べた知的食物によって構成され、
・人間の感性はその人のハートが過去に食べた感性の食物によって構成されている。
全ての人の現在は、結局、その人が過去に経験したことの集大成としてあるのだ。
僕の人生(立花氏)も大きな意味で旅で、旅で経験することがその人を変えてゆく、
旅には物理的な旅もあれば、知的な旅もある《無数の小さな旅の集積が人生なのだ》。
旅は日常性からの脱却そのものであり、旅で経験するすべてのことがその人を変えてゆく。
(知の旅は終わらない 立花 隆著より)
知の巨人・立花隆氏が “3万冊を読み100冊を書いてきた” 真の言葉のように思える。
(青木青眠・従心会倶楽部会員)