今月の言葉 歴史学者 磯田 道史 No.67

人類の敵は人類ではない
ウイルスが人類共通の敵である
ウイルスが人類共通の敵である
歴史学者 磯田道史(文芸春秋2020年5月号)
今、世界はコロナウイルスにさらされパンデミックの様相を呈しています。文芸春秋5月号で「感染症の歴史」を歴史学者・磯田道史氏が紹介しています。
感染症は人類が牧畜と一緒に住み始めてから始まり、コレラ、梅毒、ペスト、スペイン風邪、最近ではMARS、SARS等があります。
最後の結論がこの言葉です。「軍事費を互いに削減し、人類共通の相手を封じる方向に向かっていこう」と結んでいる。同感です。
(青木青眠・従心会倶楽部会員)